『本気で変わりたい人の行動イノベーション』 著 大平信孝 秀和システム

 

大平信孝さんの『本気で変わりたい人の行動イノベーション』を読了。

どうして人はやりたいと思ったことをやらないのか？と自分に対してもそうだけど、常々疑問に思っていたので手に取った一冊。

簡単にまとめると、一つとしては、体の声、心の声を素直に受け入れることができないから。頭で考えることが優先になってしまって、自分の欲望に素直になれないという考え。確かに心配やら計画やらが先に立って、物事が前に進まないことはままある。

もうひとつは、どうしてできないのか？を考えてしまうから。できない原因が分かったところで、やる気が起きるわけではない。やる気を起こすには、どうしたらもっとやりたいと思えるか？を考えた方が、思考も行動も前に進みますねという考え。

 

それら踏まえて、本題の行動イノベーション。

毎日寝る前に50秒間、心の声や体の声に耳を傾けて、やりたいこと、なりたい姿など自分の欲望を思い浮かべる。そして、その後の１０秒間で、思い浮かべたやりたいことをやったり、なりたい姿に近づけるような行動を起こす。

なるほどなと思った。ひろゆきさんの本にもあったけど、行動の取っ掛かりのハードルを低くしておくことは、結果としてその後につながりやすい。

加えて、５０秒間の瞑想によって気持ちとしてはモチベーションも上がっていると思う。そんな状態での１０秒はあっという間だし、何をするにしても１０秒くらいなら容易いと思える。きっと１０秒にとどまらず、１時間くらいはその行動に集中できると思う。

 

やりたいことだけでなく、めんどくさいと思っていること、例えば仕事中とかにも応用できると思うので、自分なりにやってみようと思う。

おもしろかったです。