『シックス・センス』 監督 M・ナイト・シャマラン
6つながりで『オーメン』の記憶とごっちゃになっていたようで、ホラーのイメージがあったけど全然違った。
ラストは感動的で、不覚にもウルっと来てしまった。思いがけない感動に悔しかったので、感動した原因をエンドロールの間に考えてみた。
この作品に感動できるのは、ラストに”救い”と"伏線の回収による驚き"があることだと思う。しかもその伏線が、実は作品の冒頭からすでに仕掛けられていたものだから、最後の最後で回収されることで作品全体の見え方が変わって、大きなインパクトになっている。だからより心に響きやすくなっているのだと思う。全体としてはシンプルだけど、よくできているなぁなんて思った。むしろシンプルな構造だからこそラスト衝撃が大きいのかもしれないと思った。
個人的には疑問が残っていて、コールのお父さんはコールのシックスセンスを理解していたのではないか?ってこと。だからコールはお父さんのことが好きだったし、持ち物を身に着けているのかなと思った。特に物語には関係ないし、勝手な推測だけど、なんとなくそんな気がした。ちゃんと観れば分かるのかもしれないけど…。
何はともあれ、おもしろかったです。
ちなみに3部作というのは『アンブレイカブル』(2000年)、『スプリット』(2016年)、『ミスター・ガラス』(2019年 1月18日~公開)。
『ミスター・ガラス』は劇場で観たいと思っているので、早いとこ『アンブレイカブル』を観ます。