アイスの本棚

読んだ本、観た映画の感想を書きます。

『99%の会社はいらない』著 堀江貴文 ベスト新書

 
堀江貴文さんの『99%の会社はいらない』を読了。
堀江さんの合理的な物言いに、目が覚めた感じ。
こういうところがこういう理由でダメ、と言われると確かにそうだな思う部分がたくさんあった。
その上でもっとこうしたら良い、という堀江さんの意見が非常に合理的で、気持ち良いくらいにきっぱりと言ってくれる。
確かに情報技術が発達して、需要と供給がシンプルかつダイレクトに繋がっていくこれからの世の中では、日本に多く見られる心情論とか慣習などは、ビジネスをする上で邪魔になってしまうのかもしれない。
私の会社のように、シンプルな仕事にフィルターをかけて利益を得ているような仕事もいずれはAIに取って代わられるか、仕事自体がそもそもなくなるのだろうなと思う。一度そんな風に思うと、仕事の無駄、会社の無駄なところばかりに目が行ってしまって、なんだかなぁという気持ちになる。
堀江さん言う通り、好きなことを仕事にしたら良いと思うようになってきた…。うーむ。悩みどころである。悩んでる時点で”小利口”だし、損なのだろうなとは思うけど…。
 
そんなことはさておき、とにかく読んでいて気持ち良かったし、自分の”今の生き方”を考えさせられる一冊だった。おもしろかったです。